看護師の転職方法

看護師の転職方法には、求人誌、サイト、ハローワーク、コネクションといったように実に様々なやり方があります。
そして給与や求められる技術などは、その地域や診療する科によって全くもって違い、勤める職場の形態も時代の流れに乗って実に多様化してきました。

が、ご存知の方も多いとおり、毎年看護学校の卒業をする数と需要は多いにも関わらず、残念ながら実際に職場にいる看護師の数は慢性的な不足状態であるというのが現状です。
そもそも、なぜ看護師の数が不足しているのかというと、無事に看護師の資格を取得しても活用せずに違う職業に就く潜在看護師が増加している事や、就いてもすぐに辞めてしまうという離脱者が多い為。
そして、地方では充分に技術を使えないといった理由から、都会や総合病院のような大きな職場にばかり転職する人が多い為だといいます。
それでも最近では、地方は地方でそれに特化した生活支援制度を設けて定住を図るといった試みも増えてきています。

また、先述した通り、職場の多様化が進んでいる為に看護師が分散化しているのも理由の1つであるといえるでしょう。
特に一番人手が足りないとされている“産科”“小児科”は、少子化が進み来る患者も減っている=診療科・人員を減らす=産む場所・育てる場所が減る=…と永遠のループ状態。忙しいのに人手がないという悪循環が生まれ、結果勤めたくないとなってしまっているのです。
が、かといって人口が増えているという介護の現場では、その忙殺に対しての賃金の低さに離れる人が少なくありません。
そして都会や周辺地域であればそれも何とか賄えているのですが、過疎化地域ではそれさえもフォローされておらず、皆が充分に診療や介護サービスを受けられる環境が整っていません。結果、“産科”や“小児科”のような状態を生み出しているのですね。

日本の医療は、近年世界中から評価を受けられるほど目覚ましい進歩を遂げてきました。ですが、技術や機器がどんなに発達していようとも、それを使える医師や看護師が居なければ、助かるであろう命も助からないと思いませんか?
だからこそ、医療を支える人たちを支える制度や支援が必要なのです。
転職をし、自分に合った職場を見つける事はもちろん悪い事ではありません。ですがその前に、少しでも「なぜ看護師になろうと思ったのか?」という事を思い出す事が大事です。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です